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with a sigh

"I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes"

ハ◉ル

春は訪れたが天候があまり芳しくない。春の霞みというには気温が低すぎて、むしろ早い梅雨のような日が続く。気付けば雨が降っていて、あ、傘持ってこなかったと悔やんだり、こんな空だから今日は傘を持っていくと降らずに日が差し始めたり、でも、やっぱり小雨になっていて、傘を持ってきてよかったと自分を慰めているような、だから、はっきりしない天気が続いている

冬の寒さを抜けきったと思ったら、桜も咲き全体に白っぽくなった。花が散り始めると同時に、こんどは木々の葉が緑に色づきはじめ、全体に暗くなっていくような、、、でもチューリップや、呉羽山では梨の花も開花し始めたという。原色溢れる世界にうつりゆく

でも、とにかく天気が悪い日が多いのだ。一週間のうち五日はお日様の直火の日差しが届かない。冬のような厚い雲の下ではないのだけど、白くて厚い、雲とその下の大気の境目が分からないような、地面のそばまで雲がたれさがってる。原色の色合いはしっとり春雨の細かい粒子に滲んでいくのだった

 きっとH・A・Lは自覚してなかったろう。誰も気付かぬうちに、僕だって気付かない。こういう雲の細かい粒子が忍び込んで錯乱していくのかもしれない。H・A・Lを狂わせたのもそんな粒子で、おり悪く出発時に船内に忍び込んでいたのかもしれないね

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