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with a sigh

"I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes"

迫る初夏

田植えもおわり山々に残る雪の筋も細くなってきたf:id:mzo:20140518120030j:plain田んぼ一面に水が入いると村々は水に浮かぶ木々だけのようになる

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山にかかる雲も冬の重苦しいものでなくなって夏の軽やかさを感じる

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そして人々の営みはとてもちっぽけで、あっというまに緑に飲み込まれていく

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世間はまるで初夏の気配。梅雨入り前の今が一番いい時期かもしれない。長く、そして厳しい冬がおわって、やっと一息つける春を多くの人が待ち望む。ボクだって寒く暗い冬が一日も早く終わ、春がやってくることを待ち望むのさ。でも、いざそうやって訪れる北陸の春はというと、実は黄砂やら、最近はPM2.5などでほこりっぽい上に、雪解け水が辺り中にしみ出して水っぽいのだ。おまけに空はどこか薄曇りで灰色のイメージが強い

そういう北陸の空模様の特徴を知ったのは、実は大学になってからだった。それまでのボクにとって、空も海もずーっとこんあもの。生まれてからずっと暮らしているこの国の天候に疑問?なんて思わなかったのさ。そして沖縄やハワイの空や海のあの「ブルー」という色に憧れた。それこそ南国ゆえのシロモノで「日本」では望めないモノ・・・そのころ沖縄はまだ日本じゃなかった^^;・・・だった

そんなボクも時代の趨勢が、誰もが大学へ行くのが当たり前といった風潮に押されつつ、職業高校だったけども大学へと進学した。まぁ行けるところなんて限られてるから、学校が指定するまま進んだ先が福島だった。北陸脱出!東北へ!!!4年間を福島の山中で過ごすwww、なんせ福島大学の場所をご存じであれば分かるだろうが、山の彼方に人の住むみたいな。その学内の寮で過ごしたさ

北陸から東北へという道筋である。雪国から更に雪深く寒い北限の土地へと流れ着いてみれば、、、本人の覚悟とは裏腹に、さすがに冬の寒さは半端なかったけど。なんで?なんで??どうしてこんなに毎日、、、

ハレハレハレ=晴れ晴れ晴れ

こんなに毎日晴れるの?冬なのに全然天気は良いし、雪が降らないだけでなくあのどんよりした曇り空もない。毎日カラっと乾いてる。だって冬でも外に洗濯物を干せるんだよ!そりゃびっくりさ!!だって冬はねストーブの周りを網のような檻で囲んでそこに洗濯物を干すんだよ、普通、、、

これが表日本と裏日本の違いか、その頃には「裏日本」という呼称は差別として使われなくなってたんだが、ああまさしく「表」と「裏」ではこんなにも『日差し』に差があるものかと、、、実感。それまでは「裏日本」なんて呼ばれるのか、「裏」ってどういうこと!?と憤慨したりもしたが、それがまさしく事実と知らされると、どういいつくろっても

今思えばとても短い4年だった。その短い期間で晴れの日の当たり前さと、この地の日差しの貧弱さに気付いたのだった。そして戻り着いた地元はやはり「裏日本」とよぶことこそ相応しいということだ