読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

with a sigh

"I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes"

月光

f:id:mzo:20140226203650j:plain

路上にて、白線と紅白ピラーとその影の交差するところに閉じ込められた冬の寒さの一塊を観察中。ずーっと見つめていたらその空間になにやら吸い込まれそうになった。グラリと視界がゆがんだかと思うとスッとからだが斜めにスライスされて、頭の先から崩れていく、一段一段が自分の生まれてきた此の方の記憶のカケラ。スライスされズレるたびにふと思い出がこぼれ出す。また一枚、また一枚と、崩れる速度に追いつけずに過去と現在と、、、未来とまでが区別が付かなくなったとき

はっと寒さに我に返った。月光のさす路面をずーっと眺めていてはいけない。そうだ確かに彼は、彼方の空間からそう呼びかけてきたのだ。今我に返ってた震える身体にで、その声を確かにワタシは聴いたと、思い起こすことが出来るのだった