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with a sigh

"I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes"

夜のてっぺんが白くなる

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仕事が終わって車まで辿る帰る道程は、ついつい凝った肩や区部をほぐそうと首を回しめぐらす。そのついでに後ろを振り返ることが多い。そういうときに「あっ」と思う光景が目に飛び込むことがある。そう思う機会は実はとても多いことに気がついた。さっきまで職場で同僚達と騒がしく過ごした建物から・・・たいがいこの僕が最後の施錠をする・・・静まりかえった職場に蓋をする。そして一歩外へ足を踏み出しもう誰の姿もない道を一人歩いて行くから。ついつい後ろ髪も引かれるというものだ。家に帰ればまた「家」という明かりの中に飛び込むことになるのだが、その明かりと明かり・・・異なる種類の明かり・・・の合間の暗がりにとてもリラックスする短い時間

 

 ほっ

 

とするその気の抜けた神経が感じる光景は、だからとても神々しいのかもしれない。こうして写真に撮ろうと思うまで、いくらか眺めてしまう。ほんとは最初にキレイに感じた夜空はまだ月は雲の向こうにいて白く、ホントに真っ白く雲の周辺の線が白く際立っていたのだった。紺青の夜空に真珠のように白く輝く雲。おお、、、と思っていたら月が現れて。そうか月の輝きのせいだったのかと気付いた時点で

 

 あっ

 

写真とるのだったと気付いたというわけ。月が雲から出てしまう前の雲を空かして浮き上がらせる月光の白さに、冬の到来を予感した・・・のだった。雲から飛び出しさえぎられること無く空にある月は、もうこういう歳になった僕にはちょっと眩しすぎる